10年に1度の寒波の中、冬の新潟を経験
2023/1/24~25
(タイトル用)
富山から移動して新潟の上越へ行ってきました!
目的は冬の日本海側の天気を体験してみたかったからです。
大阪生まれ、大阪育ちなもので雪と言うのは年に数回ちらつく程度、自転車のサドルが少し白ければSNSで『積もった!』と騒ぐほど雪が珍しいものでした。
なので雪の被害と言うのが全くと言うほど想像できず屋根から雪が落ちてくることで人が死ぬのか?とか雪がついて電線が切断されるのか?とか疑問でした🤔
一応形だけでも気象予報士と言う資格を持っているのでいろんな地域の気象を体験したいと思い行ってきました。
感想としましては旅行気分でしたのでめちゃくちゃ楽しかったです!
住んでる方はうんざりしてそうな雪もやはり雪がないところの人は喜んじゃいますね、、、
他にもいい雲が見られたのでそれらの紹介をしていきます。
是非、ゆっくりしていってください🙌
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さて、ここらへんの日は『10年に1度の最強寒波』と言われていましたね。
なんといい日に来てしまったのでしょう。
じっくり観察させていただきました!
24日の朝はまだ等圧線も緩く晴れ間が広がっていました。
今回は山沿いの大雪よりも風を感じたかったので日本海に近い直江津に滞在しました。
とりあえず荒れる前に海までお散歩。
さてさて、、、
なんとも怪しい雲が海上にいますね、、、
東(新潟市)方面では降水雲が見られました。
レーダーでは雷も伴ってました。
さて、今回の主役!
その名も『アーチ雲!!!』
(初めて見たので間違ってたらご指摘ください)
ロール雲にも似てますが実際に通過したときの現象が完全にアーチ雲の特徴でしたのでアーチ雲としてます。
普通は積雲や積乱雲の寒気の吹き出しによって発生するみたいですが見ての通りこの雲の後ろは明るく発達した雲があるとは思えません🤔
東西は雨が降ってました。
ただ特徴的には寒気が来ているときに出来るのでこの10年に1度の寒波がこの雲を作って来てるんじゃないかなと。
積雲や積乱雲を無視して単体で発生した可能性ですね。
真上を通過しました。
『この雲が見えたらすぐ頑丈な建物に避難』と言う説明を見ましたがそれを完全に納得しました。
明らかに風向が真逆になり風速がかなり強くなりました。
本来は積乱雲に伴うため、この雲が過ぎたら次は積乱雲本体が来ると言う意味での注意喚起なのでしょう。
今回は積乱雲がなかったので風の急変だけを感じることが出来ました。
9時40分に近くのアメダスを見ると南よりの風2m/s、9時50分では北よりの風8m/sとなっておりました。
僕は9時44分にこの急変を観測出来ました。
この急変を体験できて鳥肌が立ちました。
ポイントに水をかけて雪が積もらないようにするための対策。
これも初めて見て大興奮。
なお、京都で電車が動かなくなりましたがこれを怠ってしまったためみたいです。
雪国の対策はやはり凄いなと感心。
さて、降ってきたのでもう一度海岸へ。
まず前向いて歩けませんね。
雪が地面と平行に降っていました。
下向きながらなんとか歩く。
風は思ってたよりかは弱く13m/s程。
(十分強いですが荒れ狂う日本海のイメージが強すぎました🙄)
観察してる間にあっという間に真っ白に。
夜は近くのスーパーに行きました。
雪が止んでたのでクロックスで行きましたがこれが大誤算、、、
雪が非常にサラサラで軽く風が強かったため問答無用にクロックスの穴から侵入してきました、、、
感覚がなくなりました、、、
気を付けよう、、、
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これが筋状の雲の一つ一つの間かな。
これで断続的に降ることになるんですね。
筋状の雲は十種雲形では結局何なのでしょうか?🤔
積雲、層積雲、積乱雲になることもあるとは書いてますがこれだけ覆うとなかなかわからなかったですね🤔
晴れたり降ったり。
凍結も芸術。
案外晴れ間が多いなと。
光環ゲット🌈
海岸へ。
海がどす黒いカーテンのように降ってました。
晴れても次々と流れ込む。
彩雲もゲット🌈
強い寒気だと筋状がはっきりするのでこんな晴れ間がよく見えたのかな🤔
前半2日でした。
Twitterで直江津に住んでる方、住んでた方にいろいろと教えてもらいました。
直江津は海沿いなのでなかなか氷点下にはならないと。
この強い寒波で-2℃ぐらいでしたので確かに思ったよりかは冷えなかったですけどそもそも氷点下になることが凄いことだったんですね。
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